1. 主要ページへ移動
  2. メニューへ移動
  3. ページ下へ移動

KiSコラム

記事公開日

最終更新日

ICD10とは?目的・内容・活用方法をわかりやすく解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

医療現場では、日々さまざまな病名や診断情報が扱われています。
それらを正確に記録し、共有し、分析するために欠かせないのが「ICD-10」です。
ICD-10は、世界共通のルールとして医療の質と信頼性を支える重要な基盤となっています。本記事では、ICD-10の基本から活用場面、運用上のポイントまでをわかりやすく解説します。

📄 資料ダウンロードはこちら

可視化・分析・運用を支援する医療機関向けシステムを提供しております。
病院経営や医療DXにお悩みの方は、ぜひご相談ください。

サービス詳細は資料ダウンロードからどうぞ。

資料をダウンロードする

ICD-10とは

ICD-10(International Classification of Diseases, 10th Revision)とは、
世界保健機関(WHO)が定めた国際疾病分類で、
病気や外傷、死因などをコード化して統一的に分類するための基準です。

正式名称は
「疾病及び関連保健問題の国際統計分類 第10版」
であり、世界中の医療機関・行政・研究機関で利用されています。

日本においても、診療録(カルテ)管理、診療報酬、医療統計、研究など、
医療のあらゆる場面で欠かせない基盤となっています。


ICD-10が使われる目的

ICD-10は、単なる病名一覧ではなく、
医療情報を正確に記録・共有・分析するための共通言語です。

主な目的

  • 病名表記の統一

  • 医療データの集計・比較

  • 診療情報の標準化

  • 国際的な医療統計の作成

これにより、国や医療機関が異なっても、
同じ基準で疾病データを扱うことが可能になります。


ICD-10の構成と特徴

ICD-10は、アルファベット+数字によるコード体系で構成されています。

コードの基本構造

  • 例:E11(2型糖尿病)

  • 例:I10(高血圧症)

特徴

  • 約14,000以上の疾患コード

  • 疾患の系統別に章立て

  • 詳細な分類が可能

これにより、診療情報を高い精度で管理・分析できます。


ICD-10が使われる主な場面

1. 診療録(カルテ)管理

診断名をICD-10コードで記録することで、
病名のばらつきを防ぎ、正確な情報管理が可能になります。


2. 診療報酬・DPC制度

DPC(診断群分類別包括評価)制度では、
ICD-10による正確な疾病分類が不可欠です。

コーディングの正確性は、
病院経営や診療報酬に直接影響します。


3. 医療統計・研究

国の医療統計や疫学研究では、
ICD-10が共通基準として使用されています。

これにより、

  • 疾病動向の把握

  • 医療政策の立案

  • 国際比較

が可能になります。


ICD-10とICD-11の違い

現在、ICD-10の後継として ICD-11 が公開されていますが、
日本の医療現場ではICD-10が引き続き主に使用されています。

主な違い(概要)

項目 ICD-10 ICD-11
公開 1990年代 2019年
デジタル対応 限定的 高度対応
コード数 約14,000 約55,000

今後、日本でも段階的な移行が検討されています。


ICD-10の運用で重要なポイント

ICD-10を正しく活用するためには、
単にコードを当てはめるだけでなく、以下が重要です。

  • 医学的根拠に基づくコーディング

  • 診療録の記載内容との整合性

  • 最新ルール・通知への対応

  • 医師・事務・診療情報管理士の連携

特に、診療情報管理士の専門性が求められる分野です。


ICD-10に関わる職種

ICD-10は、以下の職種が日常的に扱います。

  • 診療情報管理士

  • 医療事務

  • 医師

  • 看護師

  • 医療情報システム担当者

医療DXが進む中で、
ICD-10を正しく理解できる人材の重要性は高まっています。


よくある質問(FAQ)

Q1. ICD-10は誰が決めているのですか?

世界保健機関(WHO)が策定しています。

Q2. ICD-10は日本独自のものですか?

いいえ。国際的に統一された疾病分類で、
世界各国で使用されています。


まとめ

ICD-10とは、
医療情報を正確に記録・共有・分析するための国際標準です。

診療録管理、診療報酬、医療政策、研究など、
医療を支える基盤として、今後も重要な役割を担い続けます。


弊社では

診療情報の管理・活用を支援する
医療機関向けシステムを提供しています。
医療DXや業務効率化をご検討の際は、ぜひご相談ください。
詳しくはこちら

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Contact

お問い合わせ

ご不明点やご相談はお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

サービス詳細は資料ダウンロードからどうぞ。

お電話でのお問い合わせ

092-631-2421

9:30~17:00 ※土日・祝日除く